(VOVWORLD) - 南部メコンデルタのアンザン省は少数民族チャム族が多数暮らしている地方のひとつで、同省のチャム族のほとんどはイスラム教を信じています。アンザン省のチャム族の結婚習慣は、独自の文化的色彩が濃厚で、今なお固有の様式が残されています。
(VOVWORLD) - 中部高原地帯テイグェン地方に暮らす少数民族エデ族には、精神性と共同体意識を体現する素晴らしい伝統があります。その1つが"兄弟の誓い"の儀式です。時代が移り変わっても、この習わしはエデ族に大切に受け継がれています。
(VOVWORLD) - 南部ビンフック省ブダン県に住むスティエン(X'tieng)族には、古くから雨乞い祭りという民俗行事があります。毎年雨季が近づくと、豊作を願い、この祭りを開催するのです。
(VOVWORLD) - ベトナム北部の山岳地帯、カオバン省バオラム県に暮らすテイ族は、祖先から受け継いだ伝統文化を大切に守り続けています。その代表的なものが、国の無形文化遺産に指定された民謡「ルオンコイ」です。愛情に満ちたこの歌は、地元の人々により丁重に継承され、観光資源としての活用が期待されています。
(VOVWORLD) - 中部高原地帯テイグエン地方に住む少数民族の人々にとって、酒を入れる酒器は精神的な意味合いが深く、重要な役割を担っています。酒器は日常的に使う道具以上のもので、神への供物、結婚の贈答品としても用いられ、さらには家族の富裕さや地位を示す象徴ともなっているのです。
(VOVWORLD) - 雨乞い祭りは、北部山岳地帯のカオバン省に暮らす少数民族ロロ族の最も重要で神聖な祭りの一つです。この祭りは、風習や農作業と深く関わり、代々受け継がれてきました。
(VOVWORLD) - 中部高原地帯テイグエン地方に暮らすソダン族をはじめとする少数民族には、独自の伝統楽器が数多く残されています。山岳地帯に住むこれらの民族は、身近な竹や木から創意工夫を凝らして様々な楽器を作り上げてきました。
(VOVWORLD) - 西北部山岳地帯ホアビン省カオフォン県の少数民族向けの全寮制中学校・高校は22年前の2002年8月10日に設立されました。極めて貧しい地域に暮らす少数民族向けの学校ではありますが、20年以上が経ち、ホアビン省の教育部門の優れた施設の一つとなりました。
(VOVWORLD) - 儀式「タイコアン」は、長寿を祝う儀式として知られ、少数民族ヌン族によって誕生日や春の初めによく行われます。これは、北部山岳地帯バッカン省ナリ県に暮らすヌン族のコミュニティで昔から行われてきた独特の儀式です。
(VOVWORLD) - それぞれの地方や民族の伝統的な旧正月テトには独自の特徴があります。東北部クアンニン省ビンリエウ県に暮らす少数民族テイ族は、テトに独自の風俗習慣を誇っています。旧暦の12 月 25 日から 28 日までは、家族全員が集まってテイ族のおせち料理「バインチュン」を作りますが、通常のバイン チュンに加えて、「父のバインチュン」と「母のバインチュン」もあります。
(VOVWORLD) - カラムシ(別名:苧麻)を材料としてハンモックを編む伝統工芸は今もなお、中部ゲアン省に暮らす少数民族トー族によって大切に保存されています。この工芸は地元の住民の安定した収入源であり、トー族の貴重な無形文化遺産でもあります。
(VOVWORLD) - 中部高原地帯テイグエン地方に居住している少数民族ジェチェン族は22種類もの伝統楽器を誇っています。このうちの3分の2は竹で作られた楽器です。中でも、「タレー(Ta Leh)」はジェチェン族のユニークな楽器の 1 つで、山間の畑仕事の過程で創作され、常に人々の日常生活と結びついています。
(VOVWORLD) - 民謡「コーラウ」は、婚約の段階から、新郎新婦のための占い、結婚発表の儀式、そして結婚式まで、ヌン族の結婚のプロセスを歌うものです。
(VOVWORLD) - 中南部ニントゥアン省とビントゥアン省に居住しているチャム族の生活において、家屋はその所有者が自らの権力、繁栄、富を誇示するものです。そのため、木造を主体とした母屋とともに、所有者は、さまざまな大きさ、名称、意味、用途を持った建物をさらに 5 ~ 7 棟建てます。チャム族は家屋を、5 本指の手、または 2 つの目、2 つの鼻の穴、2 つの耳、1 つの口を持つ顔のようなものだと考えています。
(VOVWORLD) - 新しい夫婦は結婚後花嫁の実家で過ごしますが、花嫁は結婚前に花婿の家族と一緒に過ごすこともあります。これはエデ族の結婚式の特徴の一つです。
(VOVWORLD) - ムオン族にとって、『ネウ』の木を立てることはお正月が近づいていることを意味し、遠くにいる兄弟たちに家に帰って家族と一緒にお正月を祝うよう呼びかけるためです。